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楽しいナ!森の同窓会 お礼と10月のご案内

 

先週末 盛況のうちに展覧会を終わらせて頂きました

会期中 先輩 同級生 後輩の作品を 心行くまでユックリ見られたのは 役得と云う所でしょうか?

冷静に足許を見れば 皆70歳前後 まさにシルバーウイークに相応しい 楽しい同窓会でした

 

会期中の大半は 本当に久し振りの好天続きでしたが あいにく震災復興イベントの<嵐>コンサートと重なり 酷い渋滞などで ご不便をお掛けしましたその上 仙台や近隣の方々が混雑を嫌い 遠出を控えられた様で 連日大入り満員とは行かず 残念で 皆様にも申し訳なく思っております

 

賑やかに始まりました後半の企画 これからも続きますので 是非お運び下さいませ

 

 

 前仲 万里子

 

 

 

perspective 梅田祐子 FELT WORKS

2015/10/10 Sat-10/17 Sat   

open10:30-17:30(最終日17:00) ※作家在廊日10日・11日・12日


静寂な風景の中にざわざわとした日常を埋め込む。
風や水の音すらしない無音の世界で時間が
ただ流れていくような表現をしたいと思った。      梅田祐子


ワークショップ(要予約)11日(日)11:00~夕方 
~大切なパートナー(犬や猫)の梳き毛を使ってフェルトを作る~
員10名(残席5名)受講料 及び 材料費・道具代 ¥4000

 

 

 

 

「フェルト」と云うと 何を連想されるでしょうか?

帽子・アクセサリー・小物雑貨等 思い付きますが フェルトを使ってのアートは 日本では見る機会が少ないかもしれない事に 最近気が付きました

身近に置きたい温かみ  是非ご高覧下さいませ

 

 前仲 万里子

 

 

 

 

秋の展示のお知らせ

出品作家

市村禮子(ジュエリー) 川口淳(陶) 瀧尾絹子(ジュエリー)

古川睦子(石版画) 前仲邦哉(磁)  前仲万里子(磁)

八木英樹(陶・漆)  山崎和代(油彩画)

山本加代子(銅版画) 横井智恵子(ガラス)

 

夏休みを終え 9月下旬より秋の展示を再開いたしますのでご案内申し上げます

立秋後 当地は肌寒い日が続いております

戦後70年目に当たり 特集TV番組なども多いですが 自分自身の此の時間も振り返らざるを得ないような夏となりました

今回の<森の中の同窓会>は 特にそれを意識してのものではありませんが 大学を卒業して幾十年 それぞれに楽しい事 辛い事 こもごも胸に迫るものが有る事でしょう

私が卒業しましたのは1969年  70年安保の前年 京都の町では連日のようにデモ隊と機動隊の小競り合いが有り ノンポリの美大生であった私でもボーっとしてばかりも居られない気分でした

その一方 美術の世界は色々なムーヴメントが有り 見たり聞いたりするだけでも心躍るような空気に満ちていました

本当に長い月日が流れました

様々なジャンルで仕事をして参りました私達が作品を持ち寄り それを肴に若い世代の方々と楽しい交流を持てましたら本当に嬉しい事です

19日(初日)にささやかなパーティーを致しますので 作品をご高覧頂くと共に 是非ご参加下さいませ

楽しみにお待ち申し上げます

  前仲 万里子

 

 

残暑お見舞い申し上げます

残暑お見舞い申し上げます

立秋と共に空気が入れ替わり 一挙に朝晩肌寒さを感じる今日此の頃です

 

横浜から当地に移り住んだ頃 夏の初めに 庭の森の中に咲く<姥百合>を楽しみにしたものでした  名前の通り地味な花ですが 近年 それがすっかり消えてしまい寂しく思っていました所 数年ぶりに一本 立派に咲きました

 

この花を見る度に思い出す光景が有ります

まだ息子が小さかった時 日本海側から入り 北アルプスの雲ノ平を縦走し 西穂高を廻って上高地へ下山した事があります

流石小さい子は 目的地が近づくと長い山行にすっかり疲れてしまい 邦哉の大きなザックの上に担がれてしまいました

平らな林道に下って来た時 森の中に実に涼しそうな沢山の<姥百合>が咲き

疲れも吹き飛ぶ様な ある種荘厳な爽快感を味わいました

 

昔の話が出るのは老醜と自戒しつつも もう少し・・・・・

最近 本を読んだり色々な方とお話しをしたりする折 長い年月 積み重ね 経験した事の重さを実感します

若かったら理解出来ない喜びや悲しみが見える様に思います<Photo ;ツリガネニンジン>

 

さて 自分の仕事は?

幾つになっても自分の目指しているモノが何なのか?

相変わらず右へ左へ 暑さの中模索しながら制作し 秋の展示の準備に追われております

冷涼な空気に満たされる頃 又お目に掛かれますのを楽しみにお待ちしております

変わり易い毎日 どうぞご自愛下さいませ

前仲 万里子・邦哉

齋悠記展 お礼 と 夏休みのお知らせ

 

遅い入梅の後も 例年にない気候の変化に惑わされる毎日です

11日(土) 盛会の裡に<齋 悠記展>を無事終了させていただきました

ちょっと遠い沖縄で制作をなさっていらっしゃいますが やはり長く暮らされた地元仙台に 沢山のファンがいらっしゃる事 有り難く頼もしい限りです

皆様には 今後も引き続き 若い作家の応援を宜しくお願い申し上げます

 

ミュゼ マエナカは少し早い夏休みに入ります

9月下旬に 楽しく賑やかなグループ展で後半を始めようと 準備を始めております

暑さが納まる頃 又 皆様にお目にかかれるのを 楽しみにしております

暫くは凌ぎにくい折 くれぐれもご自愛下さいませ

 

7月17日

    前仲 万里子

 

鍛冶芸術家古屋菜々作品展お礼と7月のご案内

 

 

先週末<古屋菜々 鍛冶芸術展>を無事終了させていただきました

彼女にとって大変思い入れの強い≪鍛冶芸術≫は 決して派手でもなく 一般受けし易いものでも有りませんが それだけに高く評価し 深く・長く愛好して下さるファンに支えられている事を再認識いたしました

若い彼女が 制作を続けながら年を重ね 肩の力を少しずつ抜いて行ったら どんな作品に成長してゆくのか 定点観測のように楽しみにしております

彼女にとって身近な人・遠くに在りながらしっかり支えて下さる方々の力を実感する楽しい展覧会でした

ご高覧頂き本当に有難うございました

 

2015  6 10

   前仲 万里子

 

 

 

 

 

きょうのこと    齋悠記 Painting Exhibition
2015.7/4 Sat~7/11 Sat
open 10:30-17:30(最終日17:00)

まいにちのくりかえしのなかでたんたんと描き続けること。それは喜びであり発見です。なんの変哲もない日常にどっぷり浸かって。 絵に向き合うことでみえてくるもの、体験すること。こころとからだのバランスの心地よさ。                              齋悠記

≪まいにちのくりかえしのなかでたんたんと描き続けること≫

実は それ程難しい事はないかも知れません

その難しい事を敢えて遣ってみせ 他人をも思わず心地良くさせてしまう

大変心優しく気持ちの良い作品です

どうぞお運びの上御覧頂きたくご案内申し上げます                   前仲 万里子

 

 





白川美紀(油彩テンペラ画)展お礼と5月のご案内


 

例年になく早い季節の移り変わり いつもでしたらG.W.が終わってから出回る筍も庭の木の芽も もう出揃って 森はすっかり青葉の初夏の色です

 

<白川美紀 油彩テンペラ画>展は連休前に終了いたしました

若い方々が大勢 足をお運び下さいまして 大変有り難くお礼申し上げます

昨秋 蔵王噴火の要注意情報が報道されましてから やはり観光の方は大きな痛手を負ったようです  遠刈田温泉はお釜から十数キロ離れておりますので全く危険を感じるような事はないのですが 等しく影響を受けるのは仕方の無い事なのかもしれません

若い作家に 若いお客様方 賑やかで何よりでございました

心よりお礼申し上げます

 

 前仲 万里子

 

 

<5月のお知らせ>

鍛冶芸術家 古屋菜々作品展

2015.5/30 Sat~6/6 Sat

open 10:30-17;30(最終日17;00)

鉄は、たまらなく魅力的だ。

強く、美しく、暖かく、冷徹でいて耐え難く妖艶だ。

かれらと寄りそい、かれらを鍛える、

それが私にできる最大の愛情表現である

古屋菜々

http://www.forja-artistica.info/

 

古屋菜々さんは「鍛冶屋」という仕事にとても拘りを持っていらっしゃいます

「金属作家」ではなく「鍛冶芸術家」と呼ばれたい彼女の力強い作品を是非ご高覧下さいませ

エネルギーの漲る作品の一方 今回は実に繊細なアクセサリーも見せて下さいます  「ダマスカス」と云うとても高度な技術を必要とする古い技法の再現に取り組む仕事です

皆様と作品を見ながらお話出来ますのを楽しみにお待ち申し上げます

~ちょっとおちゃにしませんか~お礼と4月のご案内

<お茶にしませんか>展 お礼

 

例年になく早い春の訪れで遠刈田でも間もなくの勢いです

過日の<お茶にしませんか>展の折には 年度末に掛かる慌しい時期にも拘らずお運び下さいまして大変有難うございました

私達夫婦が陶芸に関わりだしてからもう長い年月が経ちます

色々な時代を通り抜けて参りましたが 工芸というモノたちが絶滅危惧種になったのは何時頃からでしょうか?

随分以前から仲間内では其の危機感を話しておりました  「和食」が世界遺産に登録されても <器>・其れを支えてきた<工芸>にまではなかなか流れが来ない歯痒さを感じます

若い作家の人達が何とかこの困難な時代を乗越えて行って欲しいと願わずにいられません

其のお手伝いをもう少し続けます

今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます

変わり易い春の日 ご自愛下さいませ

 前仲万里子・邦哉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月のご案内

白川美紀 [油彩テンペラ画] 展 ―森の時間― 

2015年4月26日(日)―5月2日(土) open 10:30-17;30(最終日17:00)

テンペラ画と云うと ちょっと馴染みの薄い印象を持たれる方も少なくないかも知れません

が 白川さんの絵画はちょっとシュールな所も有りながら 実はとても心地良く生活の中に入り込む魅力を持っています

どうぞこの機会に油彩テンペラ画を御覧いただけましたら幸いです

 

なお こちらの展示の初日4月26日(日)13:00~16:00

ささやかながらオープニングパーティを開催いたして居ります

どなたさまもお気軽にご参加くださいませ

 

 

☆    ご報告

 

4月4・5の2日間 私達の横浜アトリエで 地名に因んだ釜利谷さくら宴と銘打ったイベントがありました  庭にある樹齢50年の桜の下 庭・リビングを開放して 作品展・ワークショップを中心に2台のチェロが心地良く響く中 プロの手になるスパイシーカレー・アラジンコーヒー他 飲食・雑貨など様々な模擬店に大勢の方が来られて賑わっていました

アトリエは現在 男女5人の造形作家がシェアして生活しています

遠からず機会を見て 彼らの作品展をMuseeで開催できれば佳いナと考えています

 

必要に応じて増築を重ねてきた住居の古い部分は築50年  怠らずメンテナンスを行ってきた甲斐があり 緑の中の一軒家は其れなりの雰囲気を醸し出し 良い人たちに使われて本当に好かったとつくづく思いました

 

彼らは 今後もこの類のイベントを続けるようです  お気が向かれたら kamariyasan@gmail.com にアクセスしてみてください

 

3月のご案内 ~ちょっとお茶にしませんか~

 

北国の人々にとって待ちわびた<春>

2月 雪に覆われた庭では「マンサク」が健気に花を開き出します

そして3月 まだまだ寒さの残る中 花々は一斉に動き出します

季節も生活も変わる頃 ホッと一息ついて<ちょっとお茶にしませんか?>

コーヒー? 紅茶? 日本茶? 中国茶? 美味しいお茶は沢山有ります

そんな一時の相棒を務めてくれるお茶の器を揃えました

どうぞごゆっくり御覧下さい  勿論お茶もお菓子もご用意してお待ちしております

 

     前仲 万里子

 

2015年展覧会の最新スケジュール

2015年展覧会の最新情報をお知らせ致します

 

3/28(土)~4/4(土)
○「ちょっとお茶にしませんか」

栗谷昌克(陶) 佐藤元洋(硝子) 前仲邦哉(陶/磁) 前仲万里子(磁) 矢萩誉大(磁)

北国の人々にとって待ちわびた<春 三月>
季節も生活も変わる頃 一息ついて<ちょっとお茶にしませんか?>
心和むお茶の一時の相棒を探しにいらしてください

4/26(日)~5/2(土)
○「白川美紀展」 テンペラ画

東京都 八王子市生まれ
伊フィレンツェのフレスココースを経て
帰国後、鎌倉の早見芸術学園造形研究所で油彩テンペラを学ぶ
現在宮城県仙台市在住

5/30(土)~6/6(土)
○「古屋菜々展」鍛冶芸術作品

東北芸術工科大学 工芸科(金属専攻)卒業
埼玉県加須市にてジュエリー、オブジェ、インテリア、店舗内装など多分野で活動

7/4(土)~7/11(土)
○「齋悠記展」絵画

アメリカ合衆国で生まれ 仙台市にて育つ
沖縄県立芸術大学大学院環境造形学部絵画専修修了
同校在学中 英国サリー美術工芸大学交換留学
現在沖縄にてアクセサリーや絵画を制作

9/19(土)~9/26(土)
○「楽しいナ!森の中の同窓会」

市村禮子・川口淳・滝尾絹子・古川睦子・増谷和代
前仲邦哉・前仲万里子・八木英樹・山本加代子・横井智恵子

京都市立芸術大学卒業生(多ジャンル)が
日本各地から 作品を持って集います

10/10(土)~10/17(土)
○「梅田祐子展」フェルト作品

アリゾナ州立大学修士課程修了 現在は文星芸術大学 非常勤講師
●11日(日)ワークショップ
大切なパートナー(犬や猫)の梳き毛を使ってフェルトを作る
楽しい思い出の品を残して下さい 要予約(定員10名)

11/7(土)~11/14(土)
○「皿 さら サラ展」

加藤倫子(漆)・桑原信之(木工)前仲邦哉(陶/磁)・前仲万里子(磁)

バナナの葉から金銀まで 私達の<食>に欠かせない「皿」
いろいろな場面の「皿」をご覧ください

12/5(土)~12/12(土)
○「菅原節子ジュェリー展」 圓尾治子(デコパージュ)

宮城県東松島市出身
多摩美術大学卒 イタリアで宝飾品の制作技術を5年間修行
圓尾治子作デコパージュによる小さな宝石箱を併せて展示

 

 

※スケジュールは変更される場合がございます

お出掛けの際はお確かめのうえお越しくださいませ

2015年2月現在

寒中お見舞い申しげます

寒中お見舞い申し上げます

 

旧年中は皆様にいろいろお世話になりました

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

 

「蔵王」と言いましても 当地は太平洋側

大雪では?とご心配下さっていますが 例年になく雪が降らず一月の風景とは思えないチョット残念な佇まいです

 

3月に再開いたします企画展準備の為 私達 新年早々動き出しました

昨日 久し振りにアトリエに入り制作を始めたのですが 何時も通りアンプのスイッチを入れましたら アストル・ピアソラの<ラ・カモーラ 情熱的挑発の孤独>が流れ出しました (因みに アトリエではCDが25枚入るオートチェンジャーを使っていますので何が出てくるか覚えておりません)

これは ピアソラ最晩年の録音によるものです

又 正月前に積み上げた本を整理していて一冊取り上げたのが 大江健三郎の<イン・レイト・スタイル(晩年様式集)>で新年より読み出しました

んんん???  何の企みが在る訳ではないのですが 潜在意識が出たのでしょうか?

私も年齢を感じて?・・・・・

二枚目のCDはやはりもはや若くないですが 変わらず元気一杯の五嶋みどりの一昨年録音された ヒンデミットでした

今年も老若男女 作家や愛好家の方々と共に 年齢を忘れて楽しい事を企画し 細々でも制作を続けたいと思っております

どうぞご支援の程お願い申し上げます

 

三月に又お目に掛かれますのを楽しみにお待ち申し上げます

 

  前仲 万里子