夏休み明けのご挨拶と展覧会のご案内
残暑お見舞い申し上げます
気象のメカニズムが変わった所為か 本当に不順な気候が続き 8月だと云うのに 相次いで台風がやって来ます
当地 今夏も猛暑とか酷暑とは縁のない夏になりました
これも通常の夏のような 晴天が少ない為なのでしょうか
秋の爽やかな青空を願いつつ 今年度後半の企画を始めます
派手さは無いけれど それぞれ作家の気持ちの籠った作品をご覧いただけると思います
どうぞ秋の一日お運び下さいませ お待ち申し上げます
前仲 万里子

その存在を愛でる オブジェ三人展
2016.9.11(日)~9.18(日) 10:30~17:30(最終日17:00)
作家在廊日 菊田佳代・・・11(日)17(土)18(日)
大槻智子・・・マレーシアで展覧会開催中
ガラス・陶磁器等 工芸を評する時、機能美という言葉が使われます。この機能を取り除いたモノがオブジェとご理解下されば、少し距離が縮まり、身近な存在になるのではないかと思います。
是非御高覧ください
前仲 邦哉
08/31[水]10:20 AM |
カテゴリー:イベント
7月の展覧会ご案内・Ⅱ




典型的な入梅で しとしと雨に包まれる日が多くなりました
庭の夏椿はすっかり大きくなり 日替わりで 沢山の花を見せてくれています
将積 厚子さんプロデュースに依る「ラオスのファブリック」展も愈々間近となりました
今回は 私達の生活の中で 日々楽しめる作品を沢山揃えて下さいました
ラオスの近代化による変化は急速なようで その中にあって 伝統に敬意を払いつつ 技を引き継いでいくのはやはり至難の業の様です
彼女は 何とか大切な手法や技術を生かし 欧米や日本で通用する作品に仕上げてご紹介する事にエネルギーを注いでいらっしゃいます
前回に引き続き ネッカチーフやストール そして様々なバッグ類を準備いたしました
本当に美しく心満たされる品々です
どうぞご高覧下さいませ
前仲 万里子





06/22[水]11:28 AM |
カテゴリー:イベント
7月の展覧会ご案内
将積厚子 ラオスファブリック・Ⅱ
2016.7.10(日)~18(月)
Open10:30~17:30(最終日17:00)
美大同級生の将積厚子さんは、世界で多くの手仕事が消えてゆく中
まだ伝統的な織や染めが盛んに行われているラオスで、
押し寄せてくる近代化の危機と戦いながら長年それらの研究や支援に当たっています。
日々の暮らしから生まれたCottonやSilk の色・柄・形態、背景にある歴史や文化をご紹介致します。
どうぞお楽しみ下さい。
前仲万里子

将積厚子
京都市立芸術大学染織科卒業
1992年 アメリカナボホインディアンの織物調査を手始めに世界の染織調査
1996年 ラオスの染織調査に関わりだす
2001年 ラオス政府と主にラオス南部の後帯織と自然染色についてのフィールド調査
2007年 (在)海外貿易開発協会(JODC)・経済産業省からの要請で ラオスに派遣され ヴィエンチャンの織物学校立ち上げ・カリキュラム作成及び指導養成にあたる
現在 4枚綜こうによる組織織りとテキスタイルデザインを毎年2月ラオス・ヴィエンチャンにて指導
その他 大学やNGOでラオスのレクチャーを実施

06/14[火]10:01 AM |
カテゴリー:イベント
アンティークジュエリー展のご案内

時代を越えて今、楽しむ Antique JewelleryⅢ
Presented by 橋本文子
2016.6.18(土)~6.25(土) 10:00~17:30(最終日17:00)
今年は 蔵王でも季節の移り変わりが速く すっかり初夏の雰囲気に為ってしまいました
梅雨前線もすぐ其処まで来ているようですが 梅雨はもう少し先でしょうか
コレクション展も3回目となりました
アンティーク・ジュェリー全般に加えて 今 世界的に人気の高まっている「ネックレス」を沢山お見せ致します
格式の高いものから 夏に向け カジュアルな装いにも合う作品の数々
今回も あれこれ知恵を出し合って選んだ 美味しい紅茶とチョッとしたお菓子をご用意してお待ち申し上げます
ゆったりとした一時をお過ごし頂けましたら幸いです
どうぞお運び下さいませ
前仲万里子


06/08[水]2:07 PM |
カテゴリー:イベント
佐々木行雄個展 ご案内
森の好きな佐々木さんには 一番相応しい季節
ふとしたご縁で 初めての個展をしていただく事になりました
真面目に描き溜めた作品の数々を 私も楽しみにしております
是非御高覧下さいませ
前仲 万里子

YukioSasaki 個展 -絵が描きたい-
2016.5.25(Wed)-5.31(Tue) 10:30‐17:30(最終日17:00)
木々に囲まれたこの場所を訪れると 心の波が静まってゆくのを感じます
どうしても買いてしまう絵をここに飾りたい
何度も通ううちに気づいた想い
今まで沢山描き溜めてきた素描と
これから見つめて行きたい心の世界の絵を 是非ご覧ください
佐々木行雄
05/11[水]9:33 AM |
カテゴリー:イベント
2016年展覧会の年間予定とご挨拶
暖冬傾向とは云え やはり寒い冬でした
我が家の庭では 融け残った雪の中から枝を伸ばしたマンサクが
鮮やかな黄色の花を咲かせ始め 春がもう其処まで来ていることを教えてくれています
ミュゼ マエナカは 長い冬休みを終え 3月13日(日)より 節目となります
5回目のシーズンを始めます
是非お運びの上 四季折々の蔵王の自然と作り手達の心意気をお楽しみ下さいませ

金縷梅 〈マンサク〉
2016年間予定
● 3/13(日)~21(月) 「和の器Ⅰ 向附」
今村信二(陶)・菊池佳代(陶)・根本裕子(陶)・前仲邦哉(陶/磁)
前仲万里子(磁)・矢萩誉大(磁)
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され 多様化 ボーダレスの時代を反映して ラーメン・餃子・焼肉まで 和食に位置づけられるようです <和食>とは? <日本料理>とは? そこで使われる<和の器>とは? あれこれ考えを巡らせても 答えは曖昧模糊としたままです 昔から 私達が教えられ 与えられて来た「一汁三菜」 やはり此処に原点が有るのではないか?との思いを強くし 生活者として又作り手として <和食>に欠かせない器の事を 改めて勉強してみたいと思いました シリーズ第一弾として 先ず「向附」を取り上げます 世代・ジャンルを越えた六名による 食の解釈・使い方の多様性が浮かび上がって来たら 楽しいものです
● 4/9(土)~16(土)
MmeSHIGEKO と 中川由美子による「フランス パリ アンティークレースと帽子」
C’est une belle histoire de Paris
フランス パリ3区マレ
そこで長くアンティークレース店を開いている
Mme SHIGEKOと東京の帽子作家 中川由美子の2人展です
長い歴史を経た貴重なレースは遠くパリを経て東北に初お披露目です
初日4/9(土)は会場にてアンティークレースやパリについて
お話の花をたくさん咲かせて下さい・・・ 中川由美子
●5/7(土)~5/8(日) 深瀬道子「春の四川料理の会」
「蜀の犬は日を見て吠える」と言われる位 深い霧に包まれ
陽が出る事の少ない長江上流の四川
その様な土地で育まれた四川料理は 奥深く繊細なものであるのは当然な事です
ディナーでは「白くて辛くない」本来の宴席料理から ランチでは麻婆豆腐に
代表されるようなカジュアルな料理をお楽しみ頂きます
●5/25(水)~5/31(火) 佐々木行雄 個展
フラッと立ち寄り常連になった佐々木行雄君 初めての個展です
ストイックに描き貯めた人物クロッキーと心象画を中心に御覧頂きます
●6/18(土)~6/25(土) 橋本文「アンティーク・ジュエリー展Ⅲ」
ご好評にお応えし 時代を超えたコレクションの中から
今 この季節に楽しむ嬉しい作品をお見せします
●7/10(日)~7/18(月祝) 将積厚子「ラオスファブリック展Ⅱ」
京都・ニューヨーク・ラオスと精力的に世界を股に ファブリックの伝統を研究・指導
現代の生活に活き活きと取り入れる 将積厚子の「第二弾」
●9/11(日)~9/18(日) 「その存在を愛でる」オブジェ三人展
大槻智子(陶)・菊田佳代(陶)・前仲邦哉(陶/磁)
陶磁やガラス・ファブリック等の素材で作られながら
純粋な機能としての用途を持たない「オブジェ」
其れでありながら ナニゲに心を満たしてくれる存在
そんな一品を見つけて下さい
●10/1(土)~10/8(土) 「佐立るり子 個展」
「お母さん」となって 作品作りに与える母性の影響は如何ほどか?
新しい作品に大いに期待しています
●10/28(金)~11/3(木祝) 「やまうちわみ&平間博之展」
横浜でホームスパンや織をコツコツと続けるやまうちわみさん
仙台で皮革工芸の研究指導及び制作をする平間博之さん
お二人の共通点は? ヒョッとして日本の伝統をよく勉強しつつも
「イタリア辺り」に有りそうな感性を感じます
●11/23(水祝)~11/30(水)「山中環石彫展Ⅱ」
石彫家としての本来の作品 そして「石」と云う素材を
より身近に愛して頂けるような作品へ
前回から更に一歩深まった石の世界とは・・・
●12/16(金)~12/20(火)
「STUDIO K&M・蔵王及び横浜文庫の家のメンバーのよる作品発表会」
蔵王と横浜のアトリエで仕事をするメンバー達の発表会です
年齢もジャンルも異なりながら 切磋琢磨する者の勉強の成果
ご覧頂き ご講評をお願い致します
3.11震災の後 我が家を期間限定で開放し 楽しい企画をあれこれ考え 多くの方にも
ご参加頂きたく「ミュゼ マエナカ」をオープン致しました
作家としての経験しか無く 試行錯誤を繰り返す裡に 節目となる5回目のシーズンを迎えました
偏に ご支援を賜りました愛好家の方々・日本中から作品を持って後押しをして下さった作家の方々
そして裏方を手伝ってくれた歴代スタッフのお蔭と心より感謝申し上げます
今シーズンは 今までにも増して盛り沢山のお楽しみを頂けるよう計画をしております
どうぞお揃いでお出まし下されば幸いです
なを 明年度よりは 作家の方々のご希望に もっと寄り添える場にして行きたいと思っておりますので
どうぞワクワクする様な新しい企画をお持ち下さい
お待ちしております ミュゼマエナカ 前仲万里子
「和の器Ⅰ 向附」展覧会のお知らせ

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され 多様化 ボーダレスの時代を反映して ラーメン・餃子・焼肉まで 和食に位置づけられるようです
<和食>とは? <日本料理>とは? そこで使われる<和の器>とは?
あれこれ考えを巡らせても 答えは曖昧模糊としたままです
昔から 私達が教えられ 与えられて来た「一汁三菜」 やはり此処に原点が有るのではないか? との思いを強くし 生活者として又作り手として<和食>に欠かせない器の事を 改めて勉強してみたいと思いました
シリーズ第一弾として 先ず「向附」を取り上げます
世代・ジャンルを越えた六名による 食の解釈・使い方の多様性が浮かび上がって来たら楽しいものです
どうぞご高覧頂きたく御案内申し上げます
前仲万里子




「蜀犬吠日」と云われ 高い山に囲まれ霧が深いため 太陽を見る日が稀で たまに日が出ると犬が怪しんで吠える
蜀と呼ばれた この長江上流の地で育まれた四川料理は 奥深く繊細なものであるのは当然な事です
ディナーでは<白くて辛くない>本来の宴席料理から ランチでは麻婆豆腐に大表されるようなカジュアルな赤い料理もお楽しみ頂きます
前仲万里子
02/22[月]2:08 PM |
カテゴリー:イベント
『ジュエリー&デコパージュ展』 お礼と休暇のお知らせ

先週 今年最後の企画<菅原・圓尾二人展>を無事終わらせていただきました
私共では 普段はどちらかと言うと華やかさの少ない展示が多いかもしれませんが やはりキラキラ輝くジュェリーと愛らしいデクパージュは 心踊るものがあり お客様方も大変楽しんで下さいました
本当に有難うございます
先の事になりますが 菅原さんの卓越した技と思いの篭った作品を 第二弾・三弾としてご紹介出来たらと思っております
今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます
ミュゼ は三月まで冬休みに入ります
暖かくなります頃 又お目に掛かれるのを楽しみにお待ちしております
皆様 よいお年をお迎え下さいませ
前仲万里子

12/22[火]11:55 AM |
カテゴリー:イベント
皿さらサラ展 お礼と12月のご案内


紅葉真っ最中の今月初旬 <皿 さら サラ>展は無事終了させて頂きました
テーマ展と云うものは テーマに沿った作品しかお見せ出来ず 少々地味ですが 作り手は ふと立ち止まって じっくり取り組める楽しい機会でもあります
ご高覧頂きました方々にもご堪能頂けたのであれば 企画者としても作家としても大変有り難い事です
来シーズンは 又 新しいテーマで取り組みたいと思っております
本当に有難うございました
前仲万里子

Jewellery by 菅原節子
Decopage by 圓尾治子
2015.12.5(土)-12.12(土)
open10:30-17:30 (最終日17:00)
多摩美術大学で鍛金を学んだ後 イタリアに渡り 名門ジュエラーBUCCELLATI家を生んだフィレンツェで5年間修行なさった菅原節子さんのジュエリー展を 今年の締め括りの催しと致します
本格的で実に見応えの有るお仕事ですので 是非ご高覧下さいませ
今回は神戸在住・圓尾治子さんのデコパージュ作品も 併せて展示いたします
プレゼントシーズンには嬉しい小品の数々 お楽しみ下さい
前仲万里子
11/24[火]11:48 AM |
カテゴリー:イベント
梅田祐子展 お礼と11月のご案内

展覧会及びワークショップは今月中旬無事終了させていただきました
<大切なパートナー《犬や猫・うさぎ》の梳き毛でフェルトを作る>ワークショップは 梅田さんにとっても初めての経験で 試作をしたり念の為に羊毛を用意等 周到なご準備を頂きました
お蔭様で参加者の方々がお持ちになった種類の違う毛 全てで立派なフェルトが出来上がりました
やはりただの梳き毛が 思い出の作品に生まれ変わって行くのは心躍ることで 皆様とても感激して下さったご様子 楽しい経験をさせて頂きました
前仲万里子
皿さらサラ展
2015/11/7 Sat-11/14 Sat open10:30-17:30(最終日17:00)

出品作家
加藤倫子(漆) 桑原信之(木工) 前仲邦哉(磁) 前仲万里子(磁)
一夜の雨で急に紅葉が進みました
風が吹くと庭の朴の大木からダイナミックに葉が落ちて来ます
東北でも<朴葉焼き>と云う料理は よく供されるのでしょうか?
色々な葉は<皿>の原形 そして今回 私達が制作し御覧頂きますのは・・・・
ジャンルの違う4人の作家が種々の<皿>を持ち寄ります
是非ご高覧下さいませ
前仲万里子
10/29[木]11:20 AM |
カテゴリー:イベント
楽しいナ!森の同窓会 お礼と10月のご案内

先週末 盛況のうちに展覧会を終わらせて頂きました
会期中 先輩 同級生 後輩の作品を 心行くまでユックリ見られたのは 役得と云う所でしょうか?
冷静に足許を見れば 皆70歳前後 まさにシルバーウイークに相応しい 楽しい同窓会でした
会期中の大半は 本当に久し振りの好天続きでしたが あいにく震災復興イベントの<嵐>コンサートと重なり 酷い渋滞などで ご不便をお掛けしましたその上 仙台や近隣の方々が混雑を嫌い 遠出を控えられた様で 連日大入り満員とは行かず 残念で 皆様にも申し訳なく思っております
賑やかに始まりました後半の企画 これからも続きますので 是非お運び下さいませ
前仲 万里子
perspective 梅田祐子 FELT WORKS
2015/10/10 Sat-10/17 Sat
open10:30-17:30(最終日17:00) ※作家在廊日10日・11日・12日
静寂な風景の中にざわざわとした日常を埋め込む。
風や水の音すらしない無音の世界で時間が
ただ流れていくような表現をしたいと思った。 梅田祐子
ワークショップ(要予約)11日(日)11:00~夕方
~大切なパートナー(犬や猫)の梳き毛を使ってフェルトを作る~
定員10名(残席5名)受講料 及び 材料費・道具代 ¥4000

「フェルト」と云うと 何を連想されるでしょうか?
帽子・アクセサリー・小物雑貨等 思い付きますが フェルトを使ってのアートは 日本では見る機会が少ないかもしれない事に 最近気が付きました
身近に置きたい温かみ 是非ご高覧下さいませ
前仲 万里子
09/30[水]2:36 PM |
カテゴリー:イベント
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