ロゴ
ボタン
ボタン
ボタン

2016年展覧会の年間予定とご挨拶

  暖冬傾向とは云え やはり寒い冬でした
  我が家の庭では 融け残った雪の中から枝を伸ばしたマンサクが
  鮮やかな黄色の花を咲かせ始め 春がもう其処まで来ていることを教えてくれています
  ミュゼ マエナカは 長い冬休みを終え 3月13日(日)より 節目となります
  5回目のシーズンを始めます
  是非お運びの上 四季折々の蔵王の自然と作り手達の心意気をお楽しみ下さいませ

                        金縷梅 〈マンサク〉

2016年間予定

● 3/13(日)~21(月) 「和の器Ⅰ 向附」

今村信二(陶)・菊池佳代(陶)・根本裕子(陶)・前仲邦哉(陶/磁)

前仲万里子(磁)・矢萩誉大(磁)

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され 多様化 ボーダレスの時代を反映して ラーメン・餃子・焼肉まで 和食に位置づけられるようです <和食>とは?   <日本料理>とは? そこで使われる<和の器>とは? あれこれ考えを巡らせても 答えは曖昧模糊としたままです 昔から 私達が教えられ 与えられて来た「一汁三菜」  やはり此処に原点が有るのではないか?との思いを強くし 生活者として又作り手として <和食>に欠かせない器の事を 改めて勉強してみたいと思いました シリーズ第一弾として 先ず「向附」を取り上げます 世代・ジャンルを越えた六名による 食の解釈・使い方の多様性が浮かび上がって来たら 楽しいものです

 

● 4/9(土)~16(土)

MmeSHIGEKO と 中川由美子による「フランス パリ アンティークレースと帽子」

                      C’est une belle histoire de Paris

 

フランス パリ3区マレ
そこで長くアンティークレース店を開いている
Mme SHIGEKOと東京の帽子作家 中川由美子の2人展です
長い歴史を経た貴重なレースは遠くパリを経て東北に初お披露目です
初日4/9(土)は会場にてアンティークレースやパリについて
お話の花をたくさん咲かせて下さい・・・             中川由美子

 

●5/7(土)~5/8(日) 深瀬道子「春の四川料理の会」

「蜀の犬は日を見て吠える」と言われる位 深い霧に包まれ
陽が出る事の少ない長江上流の四川
その様な土地で育まれた四川料理は 奥深く繊細なものであるのは当然な事です
ディナーでは「白くて辛くない」本来の宴席料理から ランチでは麻婆豆腐に
代表されるようなカジュアルな料理をお楽しみ頂きます

 

●5/25(水)~5/31(火) 佐々木行雄 個展

フラッと立ち寄り常連になった佐々木行雄君 初めての個展です
ストイックに描き貯めた人物クロッキーと心象画を中心に御覧頂きます

 

●6/18(土)~6/25(土) 橋本文「アンティーク・ジュエリー展Ⅲ」

ご好評にお応えし 時代を超えたコレクションの中から
今 この季節に楽しむ嬉しい作品をお見せします

 

●7/10(日)~7/18(月祝) 将積厚子「ラオスファブリック展Ⅱ」

京都・ニューヨーク・ラオスと精力的に世界を股に ファブリックの伝統を研究・指導
現代の生活に活き活きと取り入れる 将積厚子の「第二弾」

 

●9/11(日)~9/18(日) 「その存在を愛でる」オブジェ三人展

大槻智子(陶)・菊田佳代(陶)・前仲邦哉(陶/磁)

陶磁やガラス・ファブリック等の素材で作られながら
純粋な機能としての用途を持たない「オブジェ」
其れでありながら ナニゲに心を満たしてくれる存在
そんな一品を見つけて下さい

 

●10/1(土)~10/8(土) 「佐立るり子 個展」

「お母さん」となって 作品作りに与える母性の影響は如何ほどか?
新しい作品に大いに期待しています

 

●10/28(金)~11/3(木祝) 「やまうちわみ&平間博之展」

横浜でホームスパンや織をコツコツと続けるやまうちわみさん
仙台で皮革工芸の研究指導及び制作をする平間博之さん
お二人の共通点は? ヒョッとして日本の伝統をよく勉強しつつも
「イタリア辺り」に有りそうな感性を感じます

 

●11/23(水祝)~11/30(水)「山中環石彫展Ⅱ」

石彫家としての本来の作品  そして「石」と云う素材を
より身近に愛して頂けるような作品へ
前回から更に一歩深まった石の世界とは・・・

 

●12/16(金)~12/20(火)

「STUDIO K&M・蔵王及び横浜文庫の家のメンバーのよる作品発表会」

 蔵王と横浜のアトリエで仕事をするメンバー達の発表会です
 年齢もジャンルも異なりながら 切磋琢磨する者の勉強の成果
 ご覧頂き ご講評をお願い致します
 3.11震災の後 我が家を期間限定で開放し 楽しい企画をあれこれ考え 多くの方にも
 ご参加頂きたく「ミュゼ マエナカ」をオープン致しました
 作家としての経験しか無く 試行錯誤を繰り返す裡に 節目となる5回目のシーズンを迎えました
 偏に ご支援を賜りました愛好家の方々・日本中から作品を持って後押しをして下さった作家の方々
 そして裏方を手伝ってくれた歴代スタッフのお蔭と心より感謝申し上げます
 今シーズンは 今までにも増して盛り沢山のお楽しみを頂けるよう計画をしております
 どうぞお揃いでお出まし下されば幸いです
 なを 明年度よりは 作家の方々のご希望に もっと寄り添える場にして行きたいと思っておりますので
 どうぞワクワクする様な新しい企画をお持ち下さい
 お待ちしております                          ミュゼマエナカ 前仲万里子

 「和の器Ⅰ 向附」展覧会のお知らせ

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され 多様化 ボーダレスの時代を反映して ラーメン・餃子・焼肉まで 和食に位置づけられるようです

<和食>とは? <日本料理>とは? そこで使われる<和の器>とは?

あれこれ考えを巡らせても 答えは曖昧模糊としたままです

昔から 私達が教えられ 与えられて来た「一汁三菜」 やはり此処に原点が有るのではないか? との思いを強くし 生活者として又作り手として<和食>に欠かせない器の事を 改めて勉強してみたいと思いました

シリーズ第一弾として 先ず「向附」を取り上げます

世代・ジャンルを越えた六名による 食の解釈・使い方の多様性が浮かび上がって来たら楽しいものです

どうぞご高覧頂きたく御案内申し上げます

   前仲万里子

           

 

 「蜀犬吠日」と云われ 高い山に囲まれ霧が深いため 太陽を見る日が稀で たまに日が出ると犬が怪しんで吠える

蜀と呼ばれた この長江上流の地で育まれた四川料理は 奥深く繊細なものであるのは当然な事です

ディナーでは<白くて辛くない>本来の宴席料理から ランチでは麻婆豆腐に大表されるようなカジュアルな赤い料理もお楽しみ頂きます

   前仲万里子